国立大学共同利用・共同研究拠点協議会のWebサイトにて
「知の拠点【すぐわかアカデミア。】」の動画が一般公開されています。
この度、新作動画が公開されましたのでお知らせいたします。
講演131 「すぐにわかる微弱放射能測定 -時を超えた加賀藩遺産との融合-」
井上 睦夫 准教授
金沢大学 環日本海域環境研究センター
https://youtu.be/EWb-WZXAxP4
講演132 「すぐにわかる「ドラッグ」をめぐる社会運動:地域研究で読み解く
インドネシアのハーム・リダクション」
山田 千佳 准教授
京都大学 東南アジア地域研究研究所 環境共生研究部門
https://youtu.be/Va70oOczUmo
「情報基盤センターウェブマガジン」 Vol.7を公開しました。
ご一読のほど、よろしくお願いいたします。
情報基盤センターでは、2025年4月1日に学際大規模計算機システムを更新し、同年7月1日より新システムの本格運用を開始しました。これを記念し、9月9日(火)に、「北海道大学情報基盤センター新学際大規模計算機システム運用開始記念式典」を百年記念会館にて挙行し、学内外の関係者59名が列席しました。
式典では、棟朝雅晴情報基盤センター長の式辞、寳金清博総長の挨拶の後、栗原潔文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室長、肥田啓光富士通株式会社ミッションクリティカルシステム事業本部長より祝辞が述べられました。その後、情報基盤センターの梅田隆行教授より新システムの概要説明が行われました。
新システムは、スーパーコンピュータシステム、研究クラウドシステム、クラウドストレージシステムを中核とし、幅広い分野の研究を支えるとともに、革新的ハイパフォーマンスコンピューティングインフラ(HPCI)及び学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)の公募型研究への計算資源提供という重要な役割も担います。
「Grand Chariot 2」と名付けられた新スーパーコンピュータシステムは、前システムの「使いやすさ重視」の理念を継承するとともに、GPUコンピューティング環境を新たに搭載することでAI分野の研究を一層強力に支援します。さらに、オールフラッシュストレージシステムを採用し、ビッグデータ・AI分野における処理の高速化を実現します。
新研究クラウドシステムは、従来の仮想化基盤環境からコンテナ基盤環境へと移行するとともに、CDI技術を新たに導入することで、先進的なクラウド環境を提供します。これにより、データ活用社会創成プラットフォームmdxとの連携にも大きく貢献します。
新クラウドストレージシステムは、従来から提供しているオンラインストレージサービスを継続し、新たに二要素認証を導入することでセキュリティを強化します。また、北見工業大学に遠隔アーカイブシステムを設置し、重要なデータをバックアップすることで、災害時における安心・安全な研究データの管理に寄与します。
式典終了後、情報基盤センター南館において新システムの施設見学会が行われ、各システムに関する詳細な説明がありました。また、見学会終了後、北大マルシェCafé&Laboにおいて祝賀会が盛大に開催され、列席者間の交流が深められました。
情報基盤センターは、新システムの導入と運用を通じて、学内外の研究者の多様なニーズに応えるとともに、安全性と信頼性の高い研究基盤を提供し、計算科学、計算機科学、データ科学、AI・機械学習関連の学際的研究力の強化に貢献します。
記念式典の様子は、情報基盤センター公式YouTubeチャンネルで公開していますので、ぜひご覧ください。また、新システムにご興味のある方はHPをご参照の上、ぜひご利用をご検討ください。
Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/watch?v=WvMXJWNMmG0
新学際大規模計算機システムのHP:https://www.hucc.hokudai.ac.jp/







