北海道大学情報基盤センター

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OVERVIEW
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センター長からのメッセージ

北海道大学情報基盤センター長 棟朝 雅晴

北海道大学情報基盤センターは、2003年4月に大型計算機センターと情報メディア教育研究総合センターの統合により設立され、本学における情報基盤の高度化に向けた研究開発を推進しています。

2018年12月には、スーパーコンピュータシステムとインタークラウドシステムから構成される、新「学際大規模計算機システム」のサービス提供を開始しました。新スーパーコンピュータシステムは旧システムの20倍以上となる約4ペタフロップスの演算性能を有し、利用者の利便性やプログラムの互換性にも配慮した使いやすいシステムとして、すでに多くの研究者にご利用をいただいており、全国規模で公募される「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点」や「High Performance Computing Infrastructure (HPCI)」における最先端の共同研究課題での活用も含め、ほぼフル稼働の状態となっております。
また、「北海道大学ハイパフォーマンスインタークラウド」として、北海道から九州に至る全国規模のインタークラウドシステム基盤を実現し、利用者がクリックして申請するだけで、大規模な広域分散クラウドシステム基盤をパッケージとして利用できるサービスを提供しております。

ネットワークやセキュリティに関する研究開発、コンテンツやメディアを活用した教育研究など、本センターの達成すべきミッションは情報関連分野全般に渡ります。本センターを構成する6部門、スーパーコンピューティング研究部門、情報ネットワーク研究部門、デジタルコンテンツ研究部門、メディア教育研究部門、システムデザイン研究部門、サイバーセキュリティ研究部門では、それぞれの特色を生かした研究開発を推進しています。さらに、本センター内に設置されたサイバーセキュリティセンターを中核として、安心、安全な情報基盤の実現に向けた活動を進めています。

現在進行中のコロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、社会のあり方が大きく変化しようとしています。感染防止対策として、リモートワークの推進や遠隔会議、遠隔教育の全面的な実施など、ICT関連技術を最大限活用した取り組みが求められているところです。情報基盤センターにおいては2020年8月に「情報環境推進連携部」を新設し、本学情報環境推進本部と密に連携してキャンパスネットワークやクラウドシステム・サービスの整備・運用、ならびに本学におけるサイバーセキュリティ対策を主導するとともに、オープンエデュケーションセンターとも連携し、遠隔教育に対応した教育用計算機システムの運用を支援しております。本センターの有する「学際大規模計算機システム」のスーパーコンピュータシステムならびにインタークラウドシステムのサービスについては、遠隔からネットワーク経由での利用となっているため、幸い影響はほとんどございませんが、感染防止のために研究活動が遅れている分野に対しては、遠隔からの実験機器の操作や研究データの管理のための高性能かつセキュアなネットワークの整備・支援等が、今後重要な課題となってくるものと予想されます。今後の社会の大きな変化に適応し、本学のみならず学術分野を中心として社会全体にとって真に必要とされるセンターとなるべく、地道に研究開発を進めて参りたいと存じますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

令和2年8月
情報基盤センター長
棟 朝 雅 晴