学際大規模計算機システムのご案内

本ページでは,2018年度12月導入予定の学際大規模計算機システム(北海道大学ハイパフォーマンスインタークラウド)に関する情報を随時ご案内いたします.


現在,北海道大学情報基盤センターでは,平成30年12月のサービス開始に向けて,学際大規模計算機システム(スパコン・クラウドシステム)の更新作業を進めております.新システムに関する説明会を下記の日程で開催しますので,奮ってご参加下さい.


  • 10/29(月)16:30-17:30 理学研究院 5号館206号室
  • 10/30(火)16:30-17:30 工学研究院 B-11室
  • 11/6(火)16:30-17:30 創成科学研究棟 セミナー室B・C
  • 11/6(火)16:30-17:30 函館キャンパス 大会議室(テレビ会議による遠隔開催)

【概要】
新スパコン・クラウドシステムのハードウェアやソフトウェアの情報ならびに提供予定のサービスの概要について,情報基盤センターの担当教員が説明します.また,参加者からの質疑応答も予定しています.
  • 事前申し込み:不要
  • 参加資格:特になし(学生可)
    *旧システムの利用登録の有無に関わらず,ご参加いただけます.
【問い合わせ】
総務企画部 情報企画課 共同利用・共同研究担当:kyodo {at} oicte.hokudai.ac.jp
【関連情報】


新システムのサービスは,本年12月開始を予定していますが,サービス開始前の暫定的な取扱いとして,以下の【利用者登録申請】と各種【付加サービス利用申請】を同時に受け付けます。

各申請書の記入要領等をお読みになり,必要事項を記入,押印のうえ,以下へご提出ください。


なお,システム更新作業の都合により,通常よりも利用者番号の申請から承認までにお時間をいただく場合がございますので,12月サービス開始から利用を希望される場合は,遅くとも11月20日(火)迄には申請書類の提出をお願いいたします。

●申請書提出先
   〒060-0811 札幌市北区北11条西5丁目
   北海道大学情報基盤センター北館 利用者受付(学内便番号:26)

【利用者登録申請(利用者番号の取得)】

全てのサービスを利用するために,利用者ごとに必要な申請です。
(旧システムで今年度登録済みの方は,引き続き今年度内は利用可能ですので, 改めての申請書提出は不要です。)


利用者登録申請書.pdf
別紙 利用者登録申請書 記入要領.pdf

【付加サービス利用申請】

各申請書の記入上の注意,注意事項を必ずご確認のうえ,利用したいスパコン・クラウドの付加サービスに応じて申請してください。


スパコン付加サービス利用申請書.pdf
クラウド付加サービス利用申請書.pdf

北海道大学情報基盤センターは,スーパーコンピュータシステムとクラウドシステムから構成される「学際大規模計算機システム」を更新し,2018年12月に新システムによるサービスを開始します.新システムで,システム全体としての総合演算性能を現行システムの20倍以上となる4ペタフロップスと飛躍的に向上させるとともに, 北海道から九州に至る全国規模の広域分散クラウドシステムを含む先進的なシステム環境「北海道大学ハイパフォーマンスインタークラウド」を実現し,北海道大学及び全国の研究者を支援します.



スーパーコンピュータシステムの概要 (2018年12月サービス開始予定)
  • 20倍以上の演算性能!
    現有スパコンの20倍以上の演算性能により,計算科学等の多様なアプリケーションを高速化します.
  • Intel最新プロセッサを搭載!
    Intel最新プロセッサならびにLinux OSを搭載し,Intel C/C++/Fortranコンパイラ,各種ライブラリがスパコンで利用可能になります.
  • 定額制の導入!
    申請した計算資源を年間を通じて「待ち時間なく利用可能」な定額制を導入します.


インタークラウドシステムの概要 (2018年12月サービス開始予定)
  • 性能を大幅に強化!
    主要サーバを物理サーバ化(ベアメタル化)しました.仮想サーバは1コア単位で柔軟に追加できます.
    【活用例】ビッグデータ,計算サーバの占有利用,スパコンのプレ・ポスト処理
  • さまざまな計算環境を提供!
    仮想サーバ,物理サーバ,GPUサーバ(Volta世代)から必要なサーバを選択できます.
    【活用例】OSコンテナによるアプリケーション支援,深層学習,人工知能(AI)
  • インタークラウドパッケージを提供!
    北大と遠隔サイト(3拠点)の物理サーバをSINET5の仮想ネットワーク接続で一体的に提供します.
    【活用例】IoT・エッジコンピューティング,広域分散ストレージ


SINET5・各機関との連携について

今回のシステムでは,国立情報学研究所(NII)が運営する超高速・低遅延な学術情報ネットワークSINET5との連携を意識して,ネットワークの設計を行っています.


特に,学内ファイアウォール装置を迂回して,直接インタークラウドシステムからSINET接続スイッチに接続する物理リンク100Gbpsのバイパス線が設置されており,遠隔サイト及び他機関とSINET5を経由して仮想プライベート接続する場合には,この超高速性・低遅延性を活用することができます.

SINETが提供するL2VPNサービスまたはL2オンデマンドサービスを通じて,他機関のシステムとインタークラウドシステムを接続することを希望される場合には,事前にご相談ください.


また,国立情報学研究所が推進する下記の具体的なプロジェクトへの参加を予定しています.


特に,広域データ収集基盤実証実験公募に関して,仮想モバイル接続網としてSINET,データ解析基盤として北海道大学のインタークラウドシステムを活用できます.ご興味がありましたら,システム連携・研究等でご協力させていただきますので,事前にご相談ください.

利用負担金表

基本サービス

学際計算機システムの利用には,下記の基本サービス経費の負担が必要です。


基本サービス(一般) 年額 12,960円

基本サービス(学生) 年額 2,160円


上記の経費には,スーパーコンピュータシステムの (1) 試用・デバッグ用の共用ノード利用,(2) アプリケーションサーバの利用,(3) ホーム領域,およびインタークラウドシステムの (4) クラウドストレージ利用(一般100GB/学生10GB)を含みます。

スーパーコンピュータシステム(付加サービス)

スーパーコンピュータシステムの利用方法として,(1)共用ノード利用,(2)占有ノード利用の2つのサービス形態を提供します。

  • 共用ノード利用 演算時間(トークン)を申請し,それを消費することでジョブを実行します。 計算リソースは利用者間で共用となります。 多数のノードを必要とする大規模ジョブにも対応します。
  • 占有ノード利用 ノードを申請し,申請者(とグループのメンバー)でそのノードを占有してジョブを実行します。 利用料金は定額です。他のユーザのジョブを待つことなく,実行することができます。

システム名 サービス単位 負担金
Grand Chariot
(サブシステムA)

共用ノード
(演算時間)

A3コース 3,000,000 秒 24,000円
A15コース 15,000,000 秒 81,000円
A100コース 100,000,000 秒 405,000円
A250コース 250,000,000 秒 810,000円

占有ノード

1ノード(3TBのwork領域含む) 93,000円
Polaire
(サブシステムB)

共用ノード
(演算時間)

B3コース 3,000,000 秒 19,500円
B15コース 15,000,000 秒 66,000円
B100コース 100,000,000 秒 330,000円
B250コース 250,000,000 秒 660,000円

占有ノード

1ノード(3TBのwork領域含む) 78,000円
ストレージ

home領域

1TB 20,000円

work領域

3TB 30,000円

注1) 民間企業等利用は,上記の表の1.5倍(成果公開型)または2倍(成果非公開型)の利用負担金とします。
注2) 共用ノード利用における演算時間は「利用ノード数 x 経過時間(秒)」で算出します。
 ・例1:1ノードの利用で経過時間が1時間(3600秒)→ 3600秒(=1×3600)
 ・例2:8ノードの利用で経過時間が10分(600秒) → 4800秒(=8× 600)
注3) 占有ノード利用に関して,申請の承認日が7-9月の場合は年額の75%,10-12月の場合は50%,翌年1-3月の場合は25%とします。
注4) 申請した付加サービスは申請年度内の利用に限ります。(残った演算時間を翌年度に持ち越すことはできません。)
注5) 上記の付加サービスはグループ(申請者が利用を許可した他の利用者で構成)での共同利用が可能です。

インタークラウドシステム(サーバ)

インタークラウドシステムでは,下記の3種類のサーバを提供します。


CPU
性能
メモリ
容量
ディスク
容量
GPU性能 負担金
仮想
サーバ
最小 2コア 12GB 100GB 月額 1,400円
年額 16,800円
追加 1コア 6GB 50GB 左記を1単位として,
追加1単位ごとに
月額 700円
年額 8,400円
物理サーバ 40コア 256GB 2TB 月額 14,000円
年額 168,000円
GPUサーバ 40コア 256GB 2TB Tesla V100
(PCIe,
16GB) x2
月額 20,000円
年額 240,000円

追加ストレージ 1TBにつき 月額 500円,年額 6,000円


注1) 民間企業等利用は,上記の表の1.5倍(成果公開型)または2倍(成果非公開型)の利用負担金とします。
注2) 仮想サーバは資源プール方式での提供とし,最小利用を2単位とし,1単位ごとに追加可能とします。また,資源プールの合計コア数,合計メモリ容量,合計ディスク容量を複数の仮想サーバに分割して利用することもできます。
注3) GPUサーバは,最大4台のため,空きがあり,適当な場合に利用を認めます。
注4) 追加ストレージは,仮想サーバ,物理サーバ,GPUサーバのいずれにも追加できます(ただし,複数のサーバで追加ストレージの共有はできません)。

インタークラウドシステム(インタークラウド)

北海道大学,東京大学,大阪大学,九州大学に設置した物理サーバをSINET L2VPNサービスで仮想プライベート接続し,インタークラウドパッケージとして提供します。


インタークラウドパッケージ(3拠点) 月額 42,000円,年額 504,000円

インタークラウドパッケージ(4拠点) 月額 56,000円,年額 672,000円


3拠点は北海道大学,東京大学,大阪大学の物理サーバを各1台。
4拠点は北海道大学,東京大学,大阪大学,九州大学の物理サーバを各1台。


本インタークラウドパッケージは,HPCIおよびJHPCNの共同研究課題採択者に限って提供するものとし,センター長が適当と認めたときは,採択者以外もその利用を妨げない限度において利用できるものとします。

インタークラウドシステム(クラウドストレージ)

クラウドストレージでは,Nextcloudを活用し,WebDAVストレージの機能を提供します。基本サービス経費の負担により,一般は100GB,学生は10GB利用可能ですが,下記の容量追加を可能とします。


クラウドストレージ 追加1TBにつき 月額 500円,年額 6,000円


民間企業等利用は,上記の1.5倍(成果公開型)または2倍(成果非公開型)の利用負担金とします。

大判カラープリンタ出力

学際計算機システムの利用者に下記の出力サービスを提供します。大判カラープリンタ出力についても,基本サービス経費の負担が必要です。


普通紙 1枚につき 432円

光沢紙 1枚につき 1,188円

クロス 1枚につき 3,996円

現行のスーパーコンピュータシステムについては7月末,クラウドシステムについては11月末でサービスを停止し,12月の稼働開始に向けて移行作業に入ります.