2000年、MITは、自らの大学の知的資産である授業内容を、今後10年間で、全て公開する旨の発表を行いました。このニュースはたちまち全世界を駆け巡り、一大センセーションを巻き起こしたことは、未だわれわれの記憶に新鮮に残っています。当事のアメリカは、E-learning全盛の時代であり、自らの知的資産を生かしたビジネスが盛んに行われていた時代です。では、MITはどのような経緯でこのような決断を行い、そしてその背後にあったコンテンツ戦略、大学戦略はどのようなものだったのでしょうか?
 今回は、このMITの決断を推進していた委員会内部において、終始、そのプロセスに携わっておられたMIT宮川教授をお迎えし、当事の委員会内部の議論や決断にいたる経緯等、内部からのお話を伺う機会を設けました。21世紀の大学に求められる国際競争力は、大学の知的資産を如何に高め、利用していくかにかかっているといっても過言ではありません。
 このような時代において、他の大学と大きく異なる決断を行ったMITの大学戦略とその評価に関して、宮川先生をまじえながら、皆さんと議論していきたいと思います。皆様方の出席をお待ちしております。
 
場所: 北海道大学情報基盤センター 北館会議室(4F)
日時: 7月27日(火) 午後4時から6時(質疑応答含む)
講演者: マサチューセッツ工科大学 言語学教授 宮川 繁(みやがわしげる)氏
講演題目: MITオープン・コースウエア構想と21世紀のMIT大学戦略
主催 北海道大学情報基盤センター

MIT's OpenCourseWareのウェブサイトで講義等が公開されています。