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情報基盤センターでは、ビデオ会議システムポリコム及び高品質映像配信システム)を利用し、海外からの留学希望者のための遠隔入試(オンライン面接試験)の研究を進めています。

 
(1)大学院入試
■法学研究科(2007年1月)

北海道大学法学研究科〜北海道大学北京代表処(北京オフィス)間を接続し、修士課程入試を実施しました。入学試験会場が北京代表処に設置され、1月28日に筆記試験、1月30日に口述試験が行われました。口述試験では、ビデオ会議システムを利用し、北京代表処にいる受験者と北海道大学にいる試験官をつなぎ、一人30 分ほどのオンライン面接試験が行われました。出願者は3名で、北海道大学側の試験官から口頭試問を受けました。

※詳細は北海道大学北京オフィス・メール通信第6号(2008年2月発行)

■受験生の感想
「試験のときはとても緊張しましたので、受かるかどうかが心配ですが、試験の結果はどうであれ、北京で受験できることは大変便利で、大いに助かります」

なお、法学研究科は2008年1月にも遠隔入試を実施しています。

この他、理学院が遠隔入試を実施しました。今後もっと多くの部局が北京代表処を入試会場として利用し、優秀な留学生の確保につなげることが期待されます。

 
北海道大学との遠隔入試の様子(北京代表処側)
 
(2)工学部インターンシップ(2006年5月)
5月22日15時〜17時、情報基盤センター南館1階スタジオにおいて、工学研究科インターンシップのオンライン面接が実施されました。ビデオ会議システムを利用し、北京代表処にいる受験者と本学にいる試験官をつなぎ、一人15分ほどの面接試験が行われました。北京科学技術大学からの出願者は5名でした。
 
工学研究科インターンシップの様子
(左:北京代表処 右:北海道大学情報基盤センター)
 

(3)オンライン・オープンユニバーシティ (2006年11月21日 15:00〜16:30)

北海道大学での勉学に興味を持っている中国の学生を対象に、オンラインで北海道大学を紹介しました。ビデオ会議システムを用いて、ライブ放送(英語・中国語)で大学の様子や勉学・卒業後の進路などを紹介し、中国側(北京代表処、上海交通大学)にいる学生の皆さんとの交流を行いました。

■タイムテーブル

【日本時間】

実 施 内 容

15:00 〜 15:05

歓迎の挨拶
西堀情報基盤センター・副センター長
鈴木北京代表処・所長

15:05 〜 15:20

北海道大学概要紹介(英語・中国語)
「北海道大学はどんな大学?」
パワーポイント資料(中国語)

15:20 〜 15:40

 

北海道大学案内:北大の四季
「インターネットで見てみよう!夏の北大・冬の北大」
写真映像と中国語解説(オンライン文字映像+同時英語・中国語通訳)

15:40 〜 16:10

留学生の体験報告
(1) 大学院生(法学研究科修士課程2年)
(2) 大学院生(情報科学研究科博士課程2年)
(3) 卒業生(JTB勤務 就職事情紹介)

16:10 〜 16:25

質問・交流 「中国側からの質問にお答えします」(中国語・英語通訳)

16:25 〜 16:30

終了セッション「北京代表処入試の案内 他」

 
 

オンライン・オープンユニバーシティ 2006

 
 

情報基盤センターでは、遠隔教育等に関する研究実験を行っており、その一環として遠隔入試の支援を実施しています。


遠隔入試の内容
  • 遠隔入試では、ビデオ会議システムポリコム)で北海道大学情報基盤センター内のスタジオと受験者のいる会場(北海道大学北京代表処)を接続し、お互いに画面を見ながら対面式のオンライン面接を行うことができます。
  • 面接・口頭試問のみの形式や、パワーポイントのスライドを利用したプレゼンテーション形式が可能です。パワーポイントを使用する場合、2つのモニター画面に受験生と資料を同時に映します。

申し込みの流れ
 
1.実施希望内容の連絡
  • 国際交流課または情報基盤センター(メディア教育担当)へ希望を連絡
  • 日程等の決定
2.申請

遠隔入試のスタジオ及び機器の予約申請を行います。

  • スタジオおよびポリコム機器の予約(情報基盤センター南館1階事務室)
  • リハーサル日、本試験実施日、予備日(試験当日にトラブルが発生した場合の第二・第三候補日)の決定
3.申請受理

遠隔入試の予約申請受理後、情報基盤センターメディア教育担当から連絡

4.リハーサル

予約したリハーサル日に、本番と同じ条件下でのリハーサルを実施

5.本試験実施

本試験を実施

  • 操作担当補助について:
    本試験実施当日、希望研究科等から、操作担当補助を1名お願いしています。将来的に北海道大学において、いつでもどこでもできるユビキタス環境の実現を目指していますので、各学科等の人員の育成・操作技術訓練をも兼ねています。

(6.予備日)

本試験当日、何らかの事情やトラブル等により、本試験を実施できなかった場合、予備日に本試験を行います。

 
【問い合わせ先】
北海道大学情報基盤センター南館・メディア教育担当
e-mail:media@iic.hokudai.ac.jp
内線:3598